過剰な保湿で肌荒れに、脂質はしっかり落とす(51歳在宅勤務)
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過剰な保湿で肌荒れに脂質はしっかり落とす(51歳在宅勤務)
【更年期と言われる年齢ゆえの肌質の変化】女性誌等の情報を参考に保湿を強化
51歳、在宅で仕事をしています。今がまさに更年期といわれる年齢を迎えているせいか、予想していた以上に肌質が変化して戸惑っています。そのため、洗顔料もマイルドタイプとしっかり洗浄タイプの両方を用意して使い分けるようにしています。もともとはかなりのオイリー肌でしたが、年齢とともに乾燥も気になるようになってきました。
そこで女性誌やネット上で紹介されている情報を参考に、ひたすら保湿を心がけるようになりました。洗顔の後も時間をおかずに保湿化粧水を含ませ水分の蒸発を防ぐようにしたのです。
【過剰な保湿が原因で『脂漏性皮膚炎』を発症】皮脂が多いところはしっかり洗浄
ところが、思いもよらない事態が起こりました。まだ春先で乾燥対策が欠かせないと思っていた頃、おでこや口・鼻の周りに奇妙な赤みが広がるようになったのです。化粧品のサイトで見てみたらそれも乾燥の症状のようだったので、なおさら保湿を意識するようにしました。しかし赤みが治まるどころか、だんだん皮膚がポロポロとむけるようになってきたのです。
そんな状態が何週間も続くのでもう一度ネットでくわしく調べてみると、それは過剰な皮脂が原因となって起こる脂漏性皮膚炎であることがわかりました。よかれと思って熱心に保湿ケアを行ってきたのがどうやら裏目に出てしまったようなのです。
それがわかったので患部に薬を塗るとともに、特におでこや口周りの過剰な保湿はやめ、その部分は洗浄料でしっかり洗って水気をすぐに完璧に拭き取るようにしました。すると皮膚の赤みや皮向けはみるみる良くなっていきました。こうした次第で保湿のしすぎによる弊害にはすっかり懲りてしまったので、それからは皮脂が多いと感じるところはしっかり洗浄するようにしています。
【32℃のぬるま湯で5分以内に洗い終える】洗顔料を使った洗顔は1日2回まで
暑い夏は水だけでは毛穴に詰まった皮脂が取れないので、ぬるめのお湯で洗顔およびすすぎをしています。もちろんお湯に触れている時間が長すぎると顔のほかの部分の乾燥を招いてしまうため、お湯の温度は32℃くらいにして、時間も全体で5分程度で終わるよう気をつけています。夏は汗の量が多いので、洗顔料を使った洗顔は朝と夜の2回に抑え、あとは汗や皮脂が気になる度に水だけで洗顔しています。
以前は鼻の毛穴詰まりを取るのに市販の専用シートを使っていましたが、年齢肌には刺激が強すぎると聞いたのであぶらとり紙を使用しています。まず鼻の頭の汗や皮脂をティッシュで軽く取り除いてから、あぶらとり紙を鼻全体にすき間なく押しつけ、両脇から指で鼻の頭の中心に向かってギュッと押すようにします。すると毛穴の中の脂も押し出され、いい具合に吸い取ることができます。
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