オロナインパックで毛穴ケアするのは絶対にやめて!
こんにちは! つる肌師匠です。
“オロナインパックで鼻の毛穴もスッキリ!? ”
あのオロナインで毛穴の汚れが取れるの!?オロナインならうちにあるし、安いし、手軽にできる!と思いました。さっそく私も実際に試してみることにしました。
結論から言うと、オロナインパックに気軽にチャレンジしてしまったことを反省しました。なぜなら結果的に、毛穴や肌に負担をかけてしまったのです。
オロナインパックは話題になっていますし、鼻の毛穴がきれいになった、という意見も見かけます。オロナインパックがなぜこれほど話題になっているのか、そして実際にはどんな危険があるのか、調べてみました。
人気記事⇒【お金をかけずに角栓を取る方法】私はこれで毛穴スッキリしました体験談(40代主婦)
目次
もくじ
オロナインパックは効果があるオススメ派 | オロナインパックはやめた方がいい派 |
---|---|
● びっしりと角栓が取れてシートを見返した | ● やればやるほど毛穴が開いていく気がする |
● 一度やっただけで劇的に鼻の毛穴の黒ずみが減った | ● 毎日続けていたら毛穴が目立ってきた |
● 毛穴パックのパッケージの画像くらいごっそり取れた | ●鏡を見るのがつらいほど毛穴が開いてしまった |
● 半分疑っていたけれどびっくりするほど取れた | ● 繰り返していたら毛穴が大きくなってしまった |
なぜオロナインパックは毛穴の黒ずみに効くと言われているの?
まず、オロナイン軟膏が毛穴の黒ずみを除去できると評判になっているのはなぜでしょうか?
オロナイン軟膏といえば、すり傷や切り傷、やけどやしもやけ、ニキビなどの吹き出物などなどさまざまな症状の改善に使える万能薬としておなじみですよね。
オロナイン軟膏はどんな成分が含まれているのでしょうか。
オロナイン軟膏に有効成分として入っているクロルヘキシジングルコン酸塩液という成分には、抗菌、殺菌作用があるので、傷や吹き出物などに効果を発揮するのです。
加えて、オロナイン軟膏に添加物として入っているオリブ油が、肌に優しい植物性オイルの効果で毛穴の角栓を取り除いてくれます。
だから、このクロルヘキシジングルコン酸塩液もオリブ油も入っているオロナイン軟膏は、角栓除去と殺菌が同時にできてしまう、まさに万能な軟膏なんです。
つまり、オロナインを塗ったあとで鼻パックすることで、より角栓が取れやすくなるということなのです。
オロナインパックで角栓がごっそり取れたという感想や体験談、角栓がぎっしりと張り付いた鼻パックの画像も多く見かけます。
しかし、このオロナインを使った鼻パックの方法は、本当の意味で正しい角栓除去の方法なのでしょうか?本来のの使用方法とは違う使い方なので、心配な部分もあります。
【体験談】 実際にオロナインパックを試してみました!
用意するのは、
➀オロナイン軟膏と
②鼻パックです。
~オロナインパックのやり方~
メイクは落とします。
鼻が真っ白くなるくらいたっぷりとオロナインを塗ります。
そのまま10分から15分置きます。
時間が来たら、オロナインをきれいに洗い流します。
鼻パックをします。
毛穴パックを貼ってしばらくすると肌がピリピリします
オロナインを塗って10分を過ぎたあたりからなんとなく肌がピリピリした感覚がありました。
そして、オロナインを塗ってから15分ほど経過して、毛穴パックが完全に乾いたので毛穴パックを剝がしました。
「痛い」というほどではないのですが、毛穴用のシートパックのみを使った時以上に、何かを剥がされている感覚が強いです。
鼻から何かが取れている感触をはっきり感じました。
そして、剥がされた毛穴パックを見てみると、確かに角栓が”ごっそり”取れました。
今までも鼻パックは使ったことがありますが、おそらく過去最高の取れ高です。
毛穴という毛穴からもれなく角栓が取れています。
しかも、根が深い。
角栓がびっしり取れた鼻パックだけを見ていれば、確かに達成感というか、毛穴が綺麗になったんじゃないかと思う気持ちが湧いてくるのも不思議ではありません。
角栓がごっそり取れた後の鼻はどうなっている?
確かに、角栓がとれて毛穴はすっきりしています。しかし、ただ、角栓が大量に取れただけで、角栓が取れた鼻は、大量の「穴があいた状態」になります。
オロナインパックをしただけではすぐに毛穴が小さく閉じてくれるものではありません。ですから、一連のパックが終わってから、穴の空いた毛穴が開きっぱなしにならないように念入りにスキンケアをしました。保水と引き締めをしっかりと行いました。
そして一晩たって、朝改めて毛穴を見てみましたが、やはり鼻は「穴があいた状態」 でしかありません。毛穴が引き締まったわけでも黒ずみが減ったわけでもありませんでした。
オロナインパックを行った直後に角栓がびっしり詰まったパックシートを見ると、これだけ大量に角栓がとれたら毛穴もスッキリするだろうなと思ってしまうかもしれません。
でも、一時的に毛穴の汚れが取れただけで、毛穴を引き締める効果や汚れがとれた状態の毛穴を持続できる方法ではありません。最終的な結果としては毛穴パックでは毛穴ケアの本格的な解決にはなっていないと感じました。
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オロナインを塗っている間に感じたピリピリとした刺激や、鼻パックをはがす時の肌表面の痛みから、肌に負担がかかっていることも肌を傷つけていることもわかりました。
実際に自分で試してみた結果、つる肌師匠としては、毛穴や肌を必要以上に刺激するオロナインパックは、毛穴ケアの方法として続けていきたいとは思えませんでしたし、オロナインパックを誰かに勧めようという気は全く起きませんでした。
オロナインでパックする方法は、本来の使用方法ではありません!
殺菌効果のある「医薬品」を、適正な使用量をはるかに超えて、しかも広範囲に使用するのは本来の使用方法とは違います。
皮膚の表面には、皮膚常在菌という菌が生息しています。皮膚常在菌が安定して生息していることは、美しい肌づくりにもつながるのです。
たとえば、カビや花粉などの外部からの刺激だったり病原体の類のものからの刺激を肌が受けても、皮膚常在菌に守られているからこそ肌トラブルが起きないのです。
オロナインパックでは、文字通りオロナインを大量に肌に塗ります。これが角質や角栓を柔らかくして、角栓をより取れやすい状態にしています。
でも、抗菌・殺菌効果の高いオロナインを塗ってしまうと、本来肌を守ってくれるはずの皮膚常在菌に大きな影響を与えてしまうことになります。
だから、オロナインパックは正常な肌機能のバランスを崩す大きな原因になるだけでなく、場合によっては皮膚に炎症を起こす可能性もあるわけです。
オロナインを使って毛穴パックするのは絶対にやめて
オロナインで乳化させた角栓や角質はとても剥がれやすい状態となっています。強力な粘着剤が使われている鼻パックのシートを併用することによって、お肌の角栓や角質ばかりではなく、表皮をも剥がし取ってしまう危険性を秘めています。
そもそも、角栓除去と殺菌の効果があり鼻の黒ずみを除去できますが、その用途として商品が開発されているわけではありません。それは、安全性が確保できないことや、一時的な効果はあったとしても、継続して毛穴の黒ずみや毛穴の開きに対して効果が持続されないためだと考えられます。
実際に、オロナインパックを実践した感想の中には、
「すぐにまた黒ずみができてしまった・・・」
「毛穴パックをしたら、むしろ毛穴が開いてしまった・・・」
など、オロナインパックによってかえって肌や毛穴の状態が悪化してしまったという意見も見受けられます。
オロナイン軟膏はあくまでも「医薬品」であり、毛穴ケアのための商品ではないことを今一度理解することが大切です。
毛穴の汚れの正体は?どうしたら毛穴はキレイになるの?
毛穴に詰まった汚れ”というのは、角栓のことです。角栓とは、空気中のホコリや落としきれずに残ってしまったメイクなどが、古くなり要らなくなった角質と毛穴の中で混ざってできたものです。
この角栓は、最初は白っぽい色をしています。でも、毛穴が詰まってしまうと、角栓が酸化して黒くなります。これが毛穴の黒ずみの原因です。その他にも、毛穴が刺激を受けるとメラニンが作られるので、これが原因で毛穴が黒くなることもあります。
オロナインパックやピンセットで角栓を引き抜くケア方法では、毛穴が刺激を受けて黒ずみができてしまい、毛穴をきれいにするどころか逆効果になりかねないのです。
《? ここで疑問 》なぜ毛穴が詰まってしまうのでしょうか?
1.皮脂が過剰に分泌されている
夏の暑い時期などは特に皮脂がたくさん分泌されます。皮脂が多いと角質が厚くなるので、どうしても毛穴に汚れが溜まりがちです。汚れをきちんと落とすのはもちろん、油っぽい食べ物を控えるなど食生活にも気を使いたいです。
2.乾燥
実は、肌が乾燥している時も皮脂が過剰に分泌されているのです。肌が乾燥してると、肌を守ろうとして角質が厚くなるので、皮膚が硬くゴワゴワしてしまいます。このゴワゴワ状態だと毛穴が細くなってしまい、さらに毛穴が詰まりやすくなってしまうのです。
3.メイクの汚れ
洗顔やクレンジングをしっかりしたつもりでも、実はメイクの汚れが落としきれなくて毛穴に残ってしまっている場合があります。
上記の事を踏まえて考えると、毛穴の黒ずみを解消するためのポイントは次の4点です。
① 毛穴の汚れをきちんと落とすこと
② ターンオーバーを整えること
③ 正しいお肌のお手入れ方法で肌に負担をかけないこと
④ 肌を乾燥させないこと
このポイントを実践するために最適なのが、「泡洗顔」なのです!
洗顔料をしっかり泡立ててきめ細かなもこもこの泡をつくれば、手で直接肌に触れることなく、泡の弾力で優しく肌を洗い上げることができます。
ゴシゴシと肌をこすることがないので、肌や毛穴に負担をかけることもなく、肌を乾燥から守ることができます。また、きめ細かな泡を作れば、その小さな気泡が毛穴の奥の汚れもしっかり落としてくれます。
すぐに肌が変化するわけではありませんが、毎日コツコツと泡洗顔を続けていけば、肌はきちんとこたえてくれます。毎日行う洗顔を見直していけば、毛穴の汚れもきちんと落とせるし、肌に負担がかからず乾燥しない潤った健康的な肌になり、ターンオーバーも整っていきます。
もちろん、ターンオーバーを整えるには、生活環境を見直すことも大切です。睡眠不足を解消すること、バランスの良い食事を心がけること、適度に運動することなど、日々の生活の中で少しずつでもいいので、改善に向けて取り組んでみましょう。
あきらめずに泡洗顔を続けることで、毛穴の黒ずみも日々気にならなくなるのです。
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毛穴のケアに有効な方法は、毎日の泡洗顔です
毛穴をきれいにするには、毎日の洗顔を見直すことが大切です。スキンケアの基本は、なんといっても洗顔だからです。毛穴をきれいにするためには、肌のターンオーバーと共にじっくり根気よく毎日の泡洗顔でお肌のケアを続けることが大切です。
1回ですぐ効果が出るような突発的なケアは、肌にかかる負担も大きく、元に戻るのも早いしむしろ悪化する原因にもなります。
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《洗顔見直しポイント》
1.汚れはしっかり落としましょう。
2.洗う時もすすぐ時も、シャワーの水を直接肌にあてたり、肌をゴシゴシこすらないよう、優しい洗顔を心がけましょう。
泡洗顔が効果的です。洗顔料をしっかり泡立て、きめ細かな弾力のある泡を作って、手でこすらず泡で優しくマッサージするようにして洗顔しましょう。
3.肌の温度よりも熱いお湯や冷たすぎる水を使って、肌に刺激を与えないようにしましょう。 洗顔するときのお湯の適温は、体温よりも少し低い32度です。
4.汚れや皮脂を落とすのは大切ですが、肌に必要な皮脂まで落とさないようにしましょう。 熱いお湯を使ったり、刺激の強い洗顔料を使うと大切な潤いまで奪うことになります。
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実際に自分でオロナインパックを試して、改めて思ったのは、即効性のある毛穴ケアには安易に飛びつかず、毎日の積み重ねの中で肌を美しく保っていきたいということです。
汚れを取り除くことだけに重点を置いたケアをしてしまうと、肌に余計な負担が掛かり、かえって肌が傷つく結果を招いてしまうことがわかりました。
そして、せっかく洗顔から見直すのであれば、洗顔料にもこだわって、毛穴の汚れをしっかり落とし、肌に負担がかからない、必要な潤いを奪わない、成分も安全なものを選びたいと思いました。
ちなみに、つる肌師匠のお気に入りは”どろあわわ”です。どろあわわで洗顔を続けてみた結果、肌と毛穴にどんな変化があったか、つる肌師匠自身の体験談を綴ってありますので、参考にしてみてください。
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